タイトル
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実らないのよ、なにも。好きな男がいても、寝るわけにいかない。それがあのころの世の中。それが、戦争ってものなの。
p9-59
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近藤/富枝∥述
(コンドウ,トミエ)
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タイトル
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空襲下の東京で、夜中に『源氏物語』を読んでいました。絹の寝間着を着て、鉄兜をかぶって。本当にあのころは、生活というものがちぐはぐでした。
p61-99
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吉沢/久子∥述
(ヨシザワ,ヒサコ)
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タイトル
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終戦直後の満洲、ハルビン。ソ連軍の監視の下で、藤山寛美さんと慰問のお芝居をしました。上演前に『インターナショナル』を合唱して。
p101-166
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赤木/春恵∥述
(アカギ,ハルエ)
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タイトル
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はじめての就職は昭和二〇年春、疎開先の軽井沢。三笠ホテルにあった外務省の連絡事務所に、毎日、自転車をこいで通いました。
p167-195
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緒方/貞子∥述
(オガタ,サダコ)
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タイトル
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終戦翌年の春、青山墓地で、アメリカ兵から集団暴行を受けました。一四歳でした。母にだけは言ってはいけない。そう思いました。
p197-244
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吉武/輝子∥述
(ヨシタケ,テルコ)
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タイトル
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薔薇のボタン
p246-250
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梯/久美子∥著
(カケハシ,クミコ)
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